2007年5月24日木曜日

【抗がん剤治療 入院第14日】

抗がん剤点滴後10日目

退院延期。朝6:00採血。
採血の結果で白血球の値がある程度戻れば、本日退院して自宅療養ということになる予定だったが、採血の結果は白血球が1100と前回に比べて上がるどころかさらに下がってしまった。同時に肝臓数値GOT、GPTともに上昇。手当てをしなければならなくなり、退院を延期することになった。
処置は白血球増強の注射を1日2回に増やす。肝臓の数値を抑えれる注射を毎日1回する。土曜日に採血をみて次の行動を決める。従って退院は週明け以降に延びた。

残念、でもやむをえない。抗がん剤の副作用に対して、対症療法的に次々と薬品を体内に注入する。体が益々傷ついていくような気がするが、やりかけた以上は突っ走るしかない。早く安定した状態に戻したい。

とにかく、病院にいる間は菌の感染に注意しなければならない。朝、看護士さんにお願いして、個室の空きがあったら変えてもらえないかとお願いする。1時間ほどしたら早速の返事があって、今日個室に入室予定の患者さんは二人部屋を希望しているという。ぴったり要望が合って、すぐ部屋の引越しをした。

隣のベッドのKさんともお別れだ(といっても隣室)。こんな状態の人が隣にいると何かと気を遣わせるので、非常にタイミングのよい部屋替えだった。

まあ、家にいても治療のため家にじっとしていなければならないので、病院にいても同じことだ・・と自分に言い聞かせる。

4 件のコメント:

   さんのコメント...

tamyさん
23日はシスプラチン点滴(8時間コース)で入院でした、若い女医の点滴ライン確保は一回失敗、まだまだという感じ、これで技術があがってゆくんだという「前向きなアキラメ」の世界(良い患者様だ)。
今回わたしも白血球2800でかなり低い、CEAマーカーも5.2Hと1.3ポイントのアップ。
おたがいさま、いやはやです。
イレッサの遺伝子適合検査の準備を始める。

匿名 さんのコメント...

白血球が下がると、体内の雑菌が悪さをして高熱を出すことがあるので要注意といわれました。それに白血球の増強剤は腰へきます(これも副作用)。今まで腰痛の経験がないのに、今回はじめて経験しました。全くいろいろありますな。

匿名 さんのコメント...

tamyさん、何事も冷静に受け止めて、しっかり対処していますね。感染症が心配ですが、病院が適切に最高の処置を考えてくれていますので、自宅も、病院も気持ちの持ち方で安全な場所になりますね。大きな病院は部屋の交換も適切ですね。

tamy さんのコメント...

いやいや、病室を変わるというのはなかなか思うようにはいきません。たまたま今回は「白血球減少」という錦の御旗を前面に強く交渉したので、考えてくれました。もちろん、窓側がいいとかいうような、ワガママで言っても自由はききません。