2007年6月2日土曜日

退院時の支払

一昨日の退院時には21日間の入院費用の支払をした。
今回大きく変わったことは今年の4月1日から高額療養費の現物給付化(わがブログ4/6,4/15にも書いた)になったことである。

今回21日間の計算書を見ると、医療費総額815,100円だった。今までならこの30%が自己負担分だから、244,530円を支払う。そしてこの金額は高額療養費に該当するので、2~3ヵ月後に自己負担分85,580円を超える分158,950円が戻される。

それが今年4月からは高額療養費の現物給付化により、「限度額適用認定証」(国民健康保険は市役所でもらう)をあらかじめ医療機関に提出することで、今までの手間をふまないでも医療機関で高額療養費の計算をして最初から85,580円を支払えばよいということになった。(なお「限度額適用認定証」を提出しないと、今まで通りの手続きとなるので要注意)。

医療費が安くなるわけではないが、それでも後から戻るとは言っても24万円を払うよりは8万5千円を払う方がよい。準備する現金は少しでも少ない方が気は楽である。

年金でも、健康保険でも最近は何でもかんでも改悪ばかりでうんざりしていたが、行政サービスでも、たまには改正されることもあるのかと思ったものだ。希少価値だから際立つということなのかもしれない。

なお、今回の入院でかかった医療費の詳細を「tamyのつぶやき ガン治療の医療費」に掲載したので、参考にされる方はご覧ください。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

tamyさん、21日の入院費が8万円位であれば、なんとか支払いが出来ますね。日本の国もまんざらでも、ないように思います。有り難いことですね。日本目がけて、逃げてくる外国人もいるし、捨てる神あれば、救う神もありですね。

tamy さんのコメント...

大さん、日本の皆保険制度は世界に冠たる制度だと思います。いくらかかっても、高額療養費制度で1ヶ月あたりある金額以上は(私の場合は今回は8万5千円。収入の多い人はこの倍ぐらい)払わなくていいので助かります。それでもちょっと前まではその限度額は63,600円だったんですけどね。