2007年7月7日土曜日

【第2クール再入院第17日】

【点滴16日目】 晴れて退院!

今日は朝から雨、退院には向かない天気だが、無事退院した。退院時に13日以降の入院予約をして来た。家に帰ったとはいっても、家にいられるのは1週間ほどだ。家でゆったりとした気持になれるのは第4クールが終ってからになるのかもしれない。

第2クールの入院は予想より長くかかってしまった。6月21日に入院して、今日で17日間だった。その前に血液数値が上がらずに一旦退院した3日間があるので合計して20日間。第1クールは21日間だったので、ほぼ同じような日数になった。通常の場合の入院日数は第1クールが2週間、第2クール以降は5日間ぐらいが普通だと聞かされていた。

入院期間が長引いたのはブログにも書いたように第1クールが血液中の白血球の減少と肝臓数値の上昇だった。第2クールの場合は第1クールの反省から抗がん剤の液量を75%に減らした結果、肝臓数値の上昇は見られなかった。

白血球の減少は第1クール同様だったが、その数値は若干改善された。第1クールよりは第2クールの方が副作用は若干軽めだったといえる。

この治療の開始前にこの治療の効果は「①約3割の人が腫瘍が半分以下に。②続いて3割の人が現状維持。③4割は効果なし」という説明があった。現状の中間折り返し点では何とか②に入っているようだ。どうしても意識は③の方へ行きやすいが、③でなくて胸をなでおろしているというのが今の気持。

第3、第4クールも当然今までと同様な苦戦が予想される。ただ中間で実施したPET-CTで抗がん剤の効果が見られたという結果は正直うれしい。これからの約2ヶ月にも亘る副作用と戦う闘志にスイッチが入ったというのが実感である。

第4クールが終った時点で上記①に入ることを念じてがんばろうと思っている。

12 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

退院 良かったですね。
美味しい魚を食べて力をつけてください。
tamyさん、yururiさん、morisanさんは、
我が、癌友です。

   さんのコメント...

 tamyさん
わが家がなにより、病院のベッドとは大違い。
肺ガン1年生としては、白血球補強注射も未体験ですが、
最初の壁が見え始めています。

お互いに体重管理に気をつけましょう。

匿名 さんのコメント...

ラザロさん
癌友の皆さん(ラザロさんはゲリラ的に移動するのでサイトが発見ができませんが)私を含めた3人はyahooの「肺癌闘病記」で検索すると1番、6番、7番目に登場します。皆さん卒業生かもうすぐ卒業なのに、私だけまだ現役なので、早く卒業したいです。

ハンフリーさん
今日の食卓はやはり病院食とは違うことを実感しました。それにワイフが冷蔵庫から食後のデザートなどを出して薦められ「今日だけ・・・」などと早くも誘惑に負けています。体重管理の先が思いやられます。

匿名 さんのコメント...

tamyさん

以下が、私のURLです。
HPとは。言えないくらいお粗末です。
http://www.h6.dion.ne.jp/~vacuum/

1日1回ぐらいの割合に、更新しています。

匿名 さんのコメント...

ラザロさん
前のフルルのブログはやめたんですね。
自前のHPは知りませんでした。リンクはフルルだったので変更しておきました。

今、手術後2年位ですか?卒業といえる術後5年までもうすぐ半分になりそうですね。

匿名 さんのコメント...

診断されたのが、2005年8月中旬、9月上旬に手術でした。
病気だらけですので、職場では、主要なポストはもらえません。
技術があっても、使われないのは、寂しい限りですね。
心は老人のようですよ。よくみると顔も。
年よりも5、6歳は上に見られます。

匿名 さんのコメント...

ラザロさん
病気をもつと休みが多くなるので、会社勤めはどうしてもハンディになりやすいかもしれませんね。「心は老人」などといわれますが、今までのラザロさんの文章を読むととてもそうは思えません(顔は分かりませんが)。むしろ少年の心をもった、発想の広い、魅力的な人のように感じますよ。

匿名 さんのコメント...

退院良かったですね。新しい灯りが全国の患者さんに点ったように思います。しばらくは、我が家と病院が住処になりそうですが、頑張ってください。応援しています。

匿名 さんのコメント...

大さん
この治療は自宅と病院が交互になるので自宅に戻ったときは息抜きになります。これが病院だけで長期になるとつらいですよね。

今がちょうど半分ですが、何となく先が見えて最後までがんばれそうな気がしてきました。

匿名 さんのコメント...

tamyさん
はじめまして。抗癌剤の効果があって本当に良かったですね。私の母親(70才)が昨年6月肺腺癌術後病期2Aで、年末よりCEAが上昇を始めました。PET、CT、胃カメラ等ありとあらゆる検査をしても見つからず。本日CEA22になったので、転移巣不明のまま抗癌剤を始めることとなりました。肺がんと共存しながら、元気で頑張っていらっしゃるtamyさん。私たち親子の励みになります。

匿名 さんのコメント...

昨日は、将棋クラブで、息子と行きました。
息子は、いつものように行かず、ライバルに1勝2敗でした。私は3連敗。
来週は、県大会の予選です。
コンディションの調整が重要です。

26日は、初めて、アメリカに行きます。
シカゴでは音楽を堪能しようと思います。
堂々と11日間の連休です。

匿名 さんのコメント...

桃次郎さん
初めまして。こういう病気になって病院へ入ると、時々若い人もいますが、殆どが私(65歳)と同世代か年長者で本当に癌は国民病なんだなぁと感じます。そして患者にとってありがたいと思うことは家族の励ましです。これは薬以上の力になります。どうぞお母様の力になってあげてください。

ラザロさん
お子さんは将棋が趣味を超えておられる様子、将来が楽しみですね。また、親子の強い絆になっているようでもあり、将棋を通じて会話が弾んでいる様子が目に浮かぶようです。