2008年6月25日水曜日

副作用で引きこもり

今日は【入院16日目】(タルセバ服用14錠目)

日曜日位から全身の皮疹とは性格の違う顔の皮膚炎症が出ている。全体に赤みを帯びて少し痒みがある。眼の周辺が赤みが強く眼球にも痒みがある。何かのアレルギー反応のようだ。その対応として昨夜から新しい抗ヒスタミン剤が支給された。今日は午後皮膚科検診が予定されている。

身体の皮疹は状態は似ているが、日々古い皮疹が消えて、新しい皮疹が出ている。古いのも跡が残るので、全体としてはひどくなっている印象。

今日がちょうど予定の2週間目、幸いひどい副作用はないので今の状態が続けば多分明日退院になるだろう。

患者からみると、医師側が数ある副作用の中で特別注意しているのは間質性肺炎や肝臓の数値の上昇、骨髄抑制等々であり、皮膚疾患や、吐き気、脱毛などの副作用はどうも軽く見ているように感じることがある(実際はそうではないが)。

命を落とす危険のある副作用は要注意であることに依存はないが、そうかといって皮膚疾患や脱毛など外見に現れる副作用だって患者にとっては命を落とすのと変わらないくらい気の重いことである。これは患者になって見なければなかなかその気持は分からないであろう。

このような副作用は間違いなく患者を引きこもりにする。仕事を持っていたり、どうしても出なければならない場面には引きこもっていられないだろうが、その第一歩には大変なエネルギーを必要とする。

これも癌になって困ることのひとつである。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 普通に生活が送れない、致命的ではないが患者にとっては十分気になる。健康な平常時の「かぶれ」と明らかに予想されていた皮疹とは意味がちがう、関連性もきになるし、採血結果は酷いものでないとしても。

 お見舞いというにはこちらも新展開で、げっそりしてます。変化の突発性というか予想を裏切る傾向は我が身に起きて深刻なものとなる人間の弱点ですね。

 話はかわりますがGMAILのアドレスとりました、スパム日に10通以上に嫌気がさして小さい範囲の友人に限定、ちかくそこからメールします。

tamy さんのコメント...

ハンフリーさん
ナベルビンが奏功しているようだったので、ひと安心だと思っていたのですが・・・。
癌は本当に容易ならざる敵ですね。

転移は調べるのでしょうが、左頚部の転移は放射線なのでしょうか?
放射線は直接叩くので他の方法に比べてずっと効果はあるのでしょうね。
時間が経過すればまた戦う闘志が湧いてくると思います。

匿名 さんのコメント...

明日退院、先ずは良かったですね。
かゆみは、確かにつらいですね。
かく言う私も昨晩は、かゆみで寝つきが悪く参りました。内服薬は、ちょっと合わない?ようなので、ストップしています。

私は、鏡で普段の自分の顔も見たくないです。

匿名 さんのコメント...

tamyさん、皮膚疾患は副作用では必ず出るのでしょうが、気になる事ですね。重大な副作用でなければ、良しとしなければなりませんね。私なんかは一昨年に癌と宣告を受けてずっと、世捨て人になって、病院と家族の関係だけの付き合いになっています。DVD、TV、ラジオ、パソコン、読書、等で毎日を過ごしています。余命6カ月から1年と宣告されて2年半になりますので、良しとすべきでしょうかね。tamyさんのブログの御蔭で毎日に張りが出来て有り難く思っています。

tamy さんのコメント...

ラザロさん
副作用の中で皮膚疾患ぐらいはガマンしないといけないのでしょう。
イレッサ時代から大分慣れっこにはなっています。

大さん
ネットの世界というのは本当にありがたいものですね。特に病気をもつと、インドア派にならざるを得ないので、特にそのありがたさを感じます。
最近ではマージャンの対戦で沖縄や北海道等全国の人達ともゲームをすることもあり、昔仕事帰りに気の合った友人達と雀荘で過ごした楽しい時間を思い出すこともあります。
昔では考えられないことです。