2008年7月10日木曜日

爪皮疹

「爪皮疹」という言葉があるのかどうか確かではない(前にこう聞いたような気がするので使っているが)。タルセバの副作用で「爪の左右の肉に炎症が起きる症状」のことだが、今この副作用に悩まされている。

副作用でなくとも、深爪でもそうなるので、がん患者でなくても何となく分かってもらえると思うが、右手は人差し指と薬指、左手は人差し指と中指がそうなっている。足も右足の親指にその傾向が出てきている。

支給された薬をつけて包帯を巻いている。

何もしなければ痛みはないのだが、何かにぶつけたり、触ったときなどに痛みを感じる。時々無意識に何かに思い切り指をぶつけて、痛みで飛び上がることがある。

それ自体はたいした副作用ではないのだが、通常の行動がかなり制限されて不自由なことこの上ない。パソコンも両手では文字が打てないので、昔のように痛くない指1本で入力していて、通常の何倍もの時間がかかる。しばらくは記事の更新も思うようにはいかないかもしれない。

タルセバは今日で29錠目になる。最初に皮膚疾患が身体から出て、次に顔や頭に出た。その後下痢をして、今は爪の障害・・・幸い肺炎や肝臓等々重篤な副作用は出ていないが、軽い副作用は殆ど順を追ってオンパレードだ。

効いているのかどうかは1週間後のCTで分かる。その後は副作用と相談をしながら、量や期間など調整できる。それでも効かなければ今の忍耐生活がすべて水の泡となる。とにかく効いてくれることを望むばかりである。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そうですよね。
絶対効いてもらわないと!

【完治を目指すなら、少々の辛抱は必要】ですね。
私も何度も母にこのセリフを言ってきました。
母はもうすぐ術後2年になります。
術後5年が目処と言いますが、
再発する人のほとんどが2年以内です。
次の検査で異常なしなら、最初の山は乗り切ったと
言えるでしょう。

tamy さんのコメント...

ユーミンさん
がんの副作用は、多少はガマンしないと・・・ということは頭ではよく理解しているのですが、周囲にはついつい愚痴をこぼします。抗がん剤治療はこのガマンが結構永いんですね。昔ならとうに命を落としていたと考えると、やはり生きていたほうがいいですね。

匿名 さんのコメント...

tamyさん、爪の副作用に悩まされているようですね。患者としては副作用の軽い事に超したことは無いのですが、上手く行きませんね。我慢して耐えるしか無いのでしょう。命とどちらを取るか考えてみれば、自ずと理解できますが、辛い気持ちも解ります。同じ道を進んでいる患者としては治療が奏功する事を祈っています。

tamy さんのコメント...

大さん
化学療法を体験した人は全員が経験する抗がん剤の副作用。
副作用のない薬が早く実現してほしいものです。ま、自分の代ではムリでしょうが。